2015年2月20日金曜日

備忘録:インストールディスク無しからのWindows8.1のリフレッシュ

狩猟登録証の返納やら確定申告やら、やらなくちゃいけない事が山積している時期に限って、PCの調子がおかしくなる。原因の特定に時間がかかったが、ついでにWindows8.1の標準機能の「PCのリフレッシュ」を行ってスッキリさせる事にしました。

PCのリフレッシュでは個人ファイルは削除されないが、インストールしたアプリケーションやドライバは削除される。リフレッシュ実行に先立ち、削除されるドライバやアプリのインストーラーを集め、いざリフレッシュしようとしたところ、インストールメディアかリカバリメディアが必要だと警告が出る。

Windows8.1のリフレッシュでは、回復イメージを用いて修復が行われるため、回復イメージが無いと実行できない。メーカーでOSをプリインストールしたPCならば、ディスクの別領域に回復用のイメージが置いてあるが、自作PCなので領域を作っていなかった。

回復イメージは後からでもカスタム回復イメージ(CustomRefresh.wim)として自分で作れます。しかし、PCが正常な状態の時に作成しないと意味がない(作成時の状況に戻るだけ)ので、PCがおかしい今作成する意味はない。以前、カスタム回復イメージを作ってあったはずなのだが、見つからないので詰まってしまった。インストールメディアでもリフレッシュは可能だが、Windows7から8への無償アップグレードキャンペーンを利用していたため、8.1のディスクは持っていないので詰まってしまった。

色々と試した結果、グーグル検索上位に来るMSのコミュニティで推奨されてたやり方や、ASCIIで紹介されていたグレーな手段は合わなかったが、MSが提供するツールを用いてインストールディスクを作成し、リフレッシュすることが出来ました。詰まっている人が多そうなので、備忘録を兼ねて残します。



リフレッシュの際、メディアが必要だと言われたら、4GB以上の記憶容量のあるUSBメモリを用意して、以下のMSのページへ。


Windows 8.1 用のインストール メディアを作成する


ページ中段にある「メディアの作成」をクリック。mediacreationtoolのダウンロードが始まる。




ダウンロードしたmediacreationtoolを立ち上げる。

以下のように作成するメディアのOSを選択する画面になるので、自分が現在使っているOSをプルダウンで選択。自分の場合は上から「日本語」、「Windows8.1 Pro」、「64bit」を選択。




ファイルの保存場所を選択。自分の場合はUSBフラッシュドライブで。4GB以上の容量が必要です。下の画面の後、インストールするUSBドライブを選択して、OSのダウンロードとUSBドライブへのインストールが自動的に行われます。




15分ほどで完了します。Windows8.1のインストールメディアが完成しました。このまま「PC設定の変更」から「保守と管理」→「回復」と進み、PCのリフレッシュを実行してください。USBドライブからそのまま必要なイメージが読み込まれ、リフレッシュが可能です。

ここで作成したインストールメディアは、プロダクトキーを入力すれば普通にインストールにも使えるようですが、インストールリフレッシュにあたってはプロダクトキーの入力は不要です。



ところで、これ書いているとき、たまたま以前作成したカスタム回復ファイルが出てきたんですが、コンフィグで検索しても出てこないんですよね……。まあいいか。